資金調達支援「ビジネス・カタリスト」の事業理解を踏まえた広告コンサルティングと運用
安定的なWeb集客基盤の構築を実現
- ビジネス・カタリスト株式会社

語り手
ビジネス・カタリスト株式会社
代表取締役 榊原聡様
聞き手
ワンバース株式会社
代表取締役 千葉一生
創業融資・事業融資支援、補助金・助成金コンサルティングなど、企業成長のためのファイナンスをサポートするビジネス・カタリスト株式会社様。同社が注力しているのは、特に創業融資を検討しているお客様への問い合わせの獲得です。
ワンバースが支援しているのは、検索広告(Google、Yahoo!)やMeta広告(Facebook、Instagram)からの広告運用やクリエイティブの改善活動です。代表取締役の榊原様にワンバースの支援で得られた成果や感想をインタビューしました。
あらためて貴社のサービスについて教えてください。
榊原:
ビジネス・カタリスト株式会社は、東京都新宿区に拠点を置くシェルパ税理士法人グループの資金調達支援をメインに行う会社です。金融機関融資、IPO、創業支援など事業者さまが資金を必要とするタイミングで、公認会計士・税理士、元銀行員、創業支援事業者などの各専門家が適切で的確な支援・アドバイスを行っております。
シェルパ税理士法人グループでは、税理士法人をはじめ、社労士事務所、業務効率化・DX支援を行う会社が所属しており、税に関する内容を中心に、法人のお客さまに必要な経営支援を包括的にご支援しています。
公式サイト:https://biz-catalyst.jp/

弊社へご依頼いただく以前の課題について教えてください。
榊原:
ワンバースさんへ依頼する前は、クラウドソーシングサービス上でマッチングしたフリーランスの方にお願いしていました。リスティング広告への経験や実績をお持ちだったので問題ないであろうと判断しお願いしていたのですが、実際に契約が始まると、弊社の事業への理解が足りていないことがわかりました。たとえば、弊社では主に創業支援事業者に対するサービスを展開しています。いただいた検索広告におけるキーワードレポートを確認すると、主に個人ローンに関するものが多い状況でした。事業性のローンを検索しているわけではないので、弊社が本当に求めているユーザーにリーチできてはいませんでした。
お願いし数ヶ月経っても改善する様子がなかったので、事業理解度の観点で(フリーランスの方に)継続した依頼をするのは難しいと判断し、リプレイスを検討するに至りました。次回、お願いする方には、少なくとも弊社のビジネスをよく理解している方がいいなと考えていました。
千葉:
マーケティングパートナーを選定するにあたって、パートナー側の事業理解力は重要な検討事項ですよね。
榊原:
はい、クラウドソーシング内でも高評価でしたので、大丈夫だろうと思っていたのですが、実際にお願いしてみるとちょっと違ったなと。
やはり、インターネット上で探すのはリスクがあると痛感しました。次は信頼できる方の紹介に頼ろうと考え、Web業界の知り合いに相談したところ、千葉さんを紹介してもらったのがきっかけです。

弊社へご依頼いただいた際の決め手について教えてください。
榊原:
最初に千葉さんと面談した際、知り合いから紹介された方だったのである程度は信頼感がありましたが、お話をしていくなかで、広告まわりの知識や経験はもちろん、事業に対する理解も高い方だと感じました。
千葉:
私も創業融資を自分で行った経験がありましたので、ユーザー目線でどのような悩みを抱え、どういうキーワードを検索しそうか、すでに想像はついていました。そのお話をさせていただいたのもご信頼いただくうえで良かったのかもしれませんね。
榊原:
広告のレポートについても、フリーランスの方からはしっかりしたものをいただけていなかったので、成果への振り返りもできていない状況でした。ワンバースさんではレポートや定例会もサービスに含まれていましたので、安心してお願いできるなと判断しました。
知識・経験がある、事業理解がある、レポート・定例会があるだけではなく、面談を通じて千葉さんがしっかりした方だなと思ったのが、一番の決め手です。
実は、広告の営業自体はよく電話がかかってくることも多いんです。サービス自体はどれも大きな差はないと思っていたのですが、実際にご担当いただく方の信頼感という意味で判断が難しい部分がありました。
今回はご紹介いただいた経緯もありますが、人として安心感が感じられるというのも重要な要素だったと思います。
実際にワンバースとのWeb集客のプロジェクトを開始して印象を教えてください。
榊原:
課題だった事業理解については、期待どおりでした。問題もなく、スムーズにプロジェクトを進めていくことができました。 具体的なキーワードについても調べていただいて、弊社が本当に求めているユーザー様にリーチできるであろう広告設計を用意していただきました。
千葉:
弊社へご依頼いただく前の配信キーワードを分析したところ、たしかに事業者ではなく、個人消費者に向けた配信結果が大半を占めていました。そこで「創業融資を検討している事業者」が検索するであろうキーワードや悩みを調査し、広告プランをご用意しました。
榊原:
そうですね。おかげさまで、弊社が本当に接点を持ちたい事業者様へ広告配信できるようになりました。広告の配信先についても、当初は公式サイトのトップページとし、LINEでのお問い合わせを増やす形で遷移させていました。
しかし、広告用のランディングページを用意したほうがよいのでは?というお話もいただいていました。実際にLINEではなくメール問い合わせをメインとしたランディングページを用意し広告配信させることで、問い合わせの質も改善しました。
千葉:
一番最初に面談し現在の配信状況を伺った際、課題に感じていた点でした。もちろん、公式トップページ自体に問題があるわけではありませんが、広告の観点で考えると、やはりキーワードを検索するユーザーに寄り添ったページにすることで、伝わる情報の質を改善できたと考えています。
榊原:
コロナ禍になった直後でしたので、コロナ関連の融資というニーズがあるなかで、「こういうことをしたらよいのではないか?」というアドバイスもいただき、ランディングページのなかにそのような要素を含めました。情勢に合わせて柔軟にアドバイスをいただいたことで、実際に件数をアップさせることもできました。

得られた成功事例を教えてください。
榊原:
安定的にWebから集客できるようになったのが一番の成果です。ご依頼させてもらう前は、Webからの問い合わせ自体が少なく、立ち上がってもいない状況でした。おかげさまで集客基盤が構築できたと思っています。
また、Web広告を経由して、すでに何期も経営されている規模の大きな企業様から相談をいただいたことがありました。既存の税理士様との関係の見直しも含めて、弊社に相談が入り契約に至りました。現在もお付き合いが続いております。そういった引き合いが生まれたのも成果として大きいです。
印象に残っているエピソードを教えてください。
榊原:
広告を運用しているなかで、弊社側で進めているWebサイトの改善についてもフィードバックやアドバイスをいただき、それが運用方針にも転化している。そういったこまめな対応が印象深いです。
広告代理店の方って、一般的にそういった相談をあまり受け入れてくださらないことがある。広告で流入したら、それで1件と思いがちだったりもします。
弊社としては、Webからの問い合わせだけではなく、その先があるので、事業上のゴールを踏まえて親身に相談に乗ってもらえたのがありがたいと思っています。
最後に、ワンバースはどんな企業にマッチしていそうでしょうか。
榊原:
初めて千葉さんとお会いした際、当時はZoomでしたが、話しやすくて、相談もしやすい方だなと思いました。一番は千葉さんのお人柄やコンサルティング力だと思います。
弊社が困っていたり相談したことに対して、弊社側のリソースや事情も考慮いただいたうえで、的確にアドバイスをしてくださる。これからWeb集客を始める、あるいはまだうまくいっていないという事業者にマッチするんじゃないかと思います。
