「AniCure動物病院」のWeb広告支援。開院当初から3年連続成長、地域上位規模を実現
- AniCure株式会社

語り手
AniCure株式会社 / AniCure動物病院 大崎
代表取締役 / 獣医師 浅見優樹様
獣医師 坂本俊輔様
聞き手
ワンバース株式会社
代表取締役 千葉一生
大崎駅徒歩5分に位置する動物病院を運営するAniCure様。同社が注力しているのは、インターネット広告を利用した新規顧客の獲得です。 ワンバースは2022年4月より、インターネット広告の運用支援を実施しています。代表取締役の浅見様にワンバースの支援で得られた成果や感想をインタビューしました。
あらためて貴社のサービスについて教えてください。
浅見:
当院では、無駄な待ち時間をなくし、お忙しい方でも通いやすい環境づくりを心がけています。ご家族と大切なペットにとって、より良い動物医療を提供することを目指しています。
犬・猫はもちろん、鳥類・爬虫類・両生類など、幅広い動物に対応できる点が特徴です。一般診療はもちろん、健康診断やワクチン接種など、専門の獣医師による診療を行っています。
弊社へご依頼いただく以前の課題について教えてください。

浅見:
動物病院を立ち上げるにあたり、正直、集客についてはあまり深く考えていませんでした。
私自身、もともと勤務医として働いていたので、診察や病院運営などオペレーションについては理解していましたが、集客やマーケティングについては全く経験がありませんでした。
「どうやって顧客を獲得するのか」ということも、実際に開院してから初めて意識したように思います。
マーケティングの知識も経験もなかったので、専門でやられている千葉さんにお願いした、という経緯です。
千葉:
開業に合わせて、マーケティングプロジェクトもスタートしました。
浅見:
プロジェクト当初は、日々勉強というわけではありませんが、基礎的なマーケティング用語や数値データの見方など、手取り足取り教えていただいていました。 最初は、いわゆる“共通言語”すら持っていない状態の、まったくの素人だったと思います。
千葉:
マーケティング用語は、カタカナが多くて馴染みも薄いですよね。
浅見:
ただ、そうした状態からでも、最初からお願いしていたおかげで、立ち上がりは非常にスムーズだったと感じています。
おかげさまで、今では品川区内でも、上位に入る規模感まで成長できたと実感していますし、製薬会社の担当者からもそのように評価されるようになりました。
動物病院で、Webマーケティングに本格的に取り組んでいるところは、まだ少ない印象です。
昔は「病院のない地域に建てれば自然と患者が来る」という時代でしたが、今はそういった時代ではありません。
これからは、しっかりとWebマーケティングに取り組まないと、生き残れないと感じています。
千葉:
他の病院様とも比べても、Webでの情報発信に意欲的に取り組まれていると感じます。
浅見:
もともとご紹介いただいたご縁ではありますが、最初から千葉さんにお願いできたのは本当に良かったと思っています。 正直、当初は「病院を建てれば自然とお客様が来る」と思い込んでいたので、マーケティングについて課題とすら認識していなかった、というのが本音です。

弊社へご依頼いただく上で決め手を教えてください。
浅見:
もともとご紹介いただいたご縁がありましたので、最初から一定の信頼感はありました。
また、すでに3年間以上、ご契約を継続しています。3年経過しても、契約を更新させていただいているという事実こそ、しっかりと結果が出ている証だと感じています。
当院は動物病院という業態柄、堅い部分もありますが、一方でスタートアップでもあり、毎年変化がとても大きい状況です。そうした中でも、状況に応じてやるべきことが変わっていく中で、変わらず継続しているという点が、大きな理由です。
千葉:
毎年方針が変わる中でも、一緒に柔軟に進めてこられたのは私たちとしても嬉しいです。
浅見:
実際、開院当初から継続して利用しているサービスは多くありません。その中でも、ワンバースさんのWebマーケティング支援は、今でも変わらずお願いしている数少ないサービスのひとつです。
私たち自身も、より良い形を求めて日々改善を繰り返していますが、そうした中でも、変わらず継続してお願いしていることに、信頼と成果が表れているのではと感じています。
弊社の支援内容はいかがでしょうか。
浅見:
集客にあたり、リーチしたいエリアやキーワードなどをしっかり調査のうえご提案いただける点に信頼を感じています。
自分たちは専門家ではないので、そもそも「どう調べればいいのか」といった部分すら分からないところがありますが、わかりやすく丁寧に共有いただけるので、とても助かっています。
私たちは動物医療に関しては専門性を持っていますが、集客や営業については知識も経験もありません。そういった立場の人間にも、理解しやすく説明し、報告してくださる点に信頼を感じています。
千葉:
ありがとうございます。特に印象に残っている対応はありますか?
浅見:
当院は、犬猫だけでなくエキゾチックアニマルも診療している点が特徴です。両方を専門的に診られる病院は少なく、珍しい存在だと考えています。
その中で、犬猫とエキゾチックアニマル、それぞれのリーチ状況を可視化していただき、ターゲットごとに適した方針と施策を打てている点が印象に残っています。
どちらかに偏ることなく、当院の経営状況に合わせてしっかり両立できていると感じています。これは、当院が実現したいと考えていたことが、きちんと形になっている証拠だと思っています。
千葉:
両立のご支援ができていることは、私としても嬉しく思っています。
浅見:
院内の歯科などのキャンペーンも、都度広告施策に反映いただき、必要な方へ情報が届いています。実際に受診につながり、広告効果を実感しています。

成功事例をお聞かせください。
浅見:
設立当初からご依頼していますが、病院集客の立ち上がりは想定以上にスムーズでした。ご来院数も当初計画を上回るペースで推移しており、同業他社から「1年目は特に苦労する」と聞いていた中、年々上昇傾向を維持できているのは、ワンバースさんのお力が大きいと感じています。
千葉:
そう言っていただけるのは嬉しいです。数字の積み重ねが見えるのは、私たちとしてもやりがいがあります。
浅見:
広告施策を通じて、来院者数がしっかりと伸びている実感があります。また、動物病院は通年営業していますが、実際には季節ごとに発生する病気が異なるため、月単位で注力すべき施策も変わってきます。その都度、柔軟に対応いただき、結果につなげていただけている点も非常に助かっています。
数字が伸び悩んだ際もすぐに分析・改善を行っていただけるので、一人で悩まずに済んでいますし、定例の打ち合わせなどでしっかりとコミュニケーションが取れていることも、成功につながっていると感じています。
採用広告の成果について教えてください。
千葉:
貴院のスタッフ募集のため、GoogleやYahoo!で検索広告を実施していました。今回は、自社ホームページ経由で採用に至った坂本先生にもご同席いただき、お話を伺えればと思います。
浅見:
自社ホームページでの広告掲載によって、坂本先生の採用につながっています。昨年、応募から採用に至り、今年4月から新卒として入社しています。
これまではリファラル採用でしたが、限界を感じ、昨年からワンバースさんに相談し、求人広告を始めました。
坂本先生は非常に行動的で、入社後も積極的にキャッチアップし、活躍の機会を広げています。こうした意欲ある人材を採用できたことは、広告施策の成果だと感じています。

坂本:
当時は獣医学部の学生で、爬虫類を扱っている動物病院を探していました。Googleで「エキゾチックアニマル」「実習」といったキーワードで検索したところ、AniCure動物病院のサイトが上位表示され、それが応募のきっかけです。
獣医学部の学生にとって、先輩が働いている病院を紹介してもらうケースが多いと思いますが、私の場合はエージェントなども使わず、自分で直接連絡して応募していました。
千葉:
Web応募の決め手は何でしたか?
坂本:
エキゾチックアニマルを幅広く診療している点が決め手でした。特定の動物だけではなく、多品種に対応していること、専門医が在籍していることにも魅力を感じました。
千葉:
まさに、Webでの情報発信が採用につながった良い事例ですね。入社後はいかがでしょうか?
坂本:
充実しています。裁量権をもって挑戦できる環境ですし、完全予約制なので事前にしっかり準備できる点も魅力です。同期はいませんが、そのぶん早く成長できている実感があります。
浅見:
通常、新卒であれば研修段階ですが、坂本先生はすでに診察を任せられるほど成長しています。やる気のある方が入社されると、病院全体もより強くなっていくと感じます。
今後はさらに、エキゾチックアニマル関連の記事もWeb上で発信していき、患者様にも正しい情報を届けられるようにしていきたいと考えています。

ワンバースの強みや特徴を教えてください。
浅見:
まず、しっかりとした知識や調査に基づいたご提案をいただけている点は、プロフェッショナルとして信頼しています。
また、私たちのように知識がない立場にも、同じ目線で丁寧に説明していただけることが、大きな強みだと感じています。専門用語もわかりやすく説明いただけるので、これまで30回以上ミーティングを重ねる中で、当初は用語すら理解できなかった私も、今では数字や改善の流れも自然に理解できるようになりました。
毎月いただくレポートや集計資料も丁寧で、日頃のコミュニケーションでも寄り添っていただいていると感じています。
他業種のパートナー企業(製薬会社等)では、紙やメールのみで終わるケースもありますが、しっかり定例ミーティングを設け、具体的なコミュニケーションを取ってくださる企業は評価が高いと感じています。ワンバースさんは、そのレベルで対応いただけています。
千葉:
定例だけでなく、日々のやり取りを通じて安心していただける関係性を大切にしています。
浅見:
また、Slackなどを活用した日常的なやり取りや、何かあった際の素早い対応もありがたく思っています。たとえば、先日の予約ツール変更時も、こちらが言い出す前に千葉さんから気づいてご連絡いただけました。
困ったときにもすぐ相談できる。そうしたコミュニケーションのしやすさも大きな魅力です。
最後に、どのような企業がワンバースのサービスと合いそうでしょうか?
浅見:
これからビジネスを立ち上げる方には、ぜひおすすめしたいと思っています。とくに動物病院など病院業では、マーケティングに知見のある方に入っていただくことで、成功する確率は間違いなく高まると感じています。
動物病院に限らず、専門領域には強みがあっても、集客面に課題があるような事業者には、ワンバースさんのようなパートナーと一緒に取り組むことが成果につながると思います。
専門性が高い事業こそ、自分たちだけで集客まで担うのは難しい部分がありますし、プロの方に伴走いただけると、成功に近づけると実感しています。
今は競争も激しく、しっかりとした集客戦略が不可欠です。実際、患者さんにとっても、病院ごとの特色や強みがしっかり伝わることで、ご来院のイメージを持っていただけています。そうした発信をしていくことは、今や必須だと考えています。
